MSL用語集

 


 ●ロドリゲス・パーク

MSLのホーム球場。別名・鹿妻公園ソフトボール場。両翼70mセンター85m(推定)の内野が土、外野が天然芝の屋外球場。たとえ試合前夜が豪雨になろうとも、翌朝にはプレイが可能な“ほぼ”全天候型である。

長年「ジェイコブズ・フィールド」という名称でMSLプレーヤー達に愛されてきたが、2008年でMSLが10周年を迎え、アメリカ・オハイオ州クリーブランドの「ジェイコブス・フィールド」も同年から名称を変更するということで、これを機に「ロドリゲス・パーク」と改名。

「ロドリゲス・パーク」は、“ミスターMSL”こと初代MSLコミッショナー・ロドリゲス氏の功績を称え、同氏の名前を冠したものである。ここに来れば、いつも“メジャーリーガーになりきって、家族でボールパークを楽む”姿が見られる、そんな“パーク”であってほしいと切に願う。

●インディアンス

より高く、より遠くへ・・・ホームランで試合を決める「ビック・ベースボール」を身上とする名門チーム。「メジャーリーガーなりきり度」はリーグでナンバーワン。「決めポーズ」にこだわるプレースタイルはもちろん、ベースボール・ギアに対するこだわりもすごい。

ナイキならサバシア監督、ウイルソンならBCシニア選手、イーストンならロドリゲス選手と、ブランドごとに専門家がおり、その知識は近隣のスポーツ店をも凌ぐともいわれている。試合にはファミリーで参加し、ジュニア時代からトッププレーヤーを育成するジャニーズ方式を採用している。

●ヤンキース

初回の集中打で「先行逃げ切り」という必勝パターンを持つ強豪チーム。身体能力の高い選手が多く、選手層の厚さはリーグ随一。親子三代でスローピッチを楽しむ理想的なファミリーもいる。06シーズン優勝を機にヤンババからヤンキースに改名した。

試合後にMr.Y選手宅で行われる焼肉大会で、配給される肉の枚数によって選手の試合貢献度がわかるらしい。

●レイズ

MSLを代表するホームランアーチスト、DAIKYOKIN監督が率いるチーム。
同級生つながりで集まった20代の若きプレーヤー達は、野球経験者は少ないものの、身体能力と適応力の高さで、一戦ごとに確実に力をつけている伸び盛りのチームである。

●グリーンモンスター

球場左翼スタンドにそびえ立つ高さ30mを越えるイチョウと松の立ち木群のこと。

MSLのホームランバッター達はスタンドインだけではあきたらず、「モンスター超え」を生涯の目標としている。過去に、デイビット選手(インディアンス)とダイキョーキン選手(メッツ)が、推定飛距離150m超の大ホームランでこの偉業を達成し、野球殿堂入りが確実とされている。

尚、MLB「ボストン・レットソックス」のホーム球場にも同名の巨大な緑色のフェンス(高さ11メートル)があり名物となっている。

●ホームラン・木キャッチ

ボールがスタンドインして「ホームラン」になっても、「グリーンモンスター」にひっかかったボールが地面に落下する前に捕球されれば「アウト」、という打者にとってはまさに「天国から地獄ルール」が存在する。

外野手は、いかに早く落下点を予測して、“ニュートンのリンゴ”よろしく木から落ちてくるボールをキャッチできるかがポイントだが、「木(モク)キャッチ」と呼ばれスーパーE難度の技とされている。

●パルテノソ神殿

グリーンモンスター後方に位置するブルペン兼休憩所。アテネ・パルテノン神殿をモチーフに作られたとされている。

過去には、特大ホームランかと思われたボールが、神殿のツタに引っかかって地面に落下せず、アウトになった、という事件があり、「ワーカーの悲劇」と呼ばれ語り継がれている。ちなみに神殿前の池に飛びこんだボールは「スプラッシュ・ホームラン」と呼ばれ、人々の賞賛を浴びることになる。

●ラソーダ監督

ご近所?にお住まいのソフトボール好きなご隠居さんのこと。試合が始まるといつのまにか出没する。

「打倒インディアンス」をライフワークにしているのか、必ずインディアンスの対戦相手のベンチで指揮をとっている。選手の自主性を尊重する指導スタイルなので何もアドバイスはしないが、彼の熱い視線は試合に緊張感を与えてくれる。ちなみにトム・ラソーダ元ドジャース監督と似ているのは体型だけである。

●カークラッシャー

球場一塁側にアパートの駐車場があるため、フェンスを越える大ファールを打つと「Car(車)・クラッシャー」として重い処分を受けるルールがある。

当時、ライトへ特大ホームランを連発していた“ギルガメッシュ選手(メッツ)潰し”ではないか、という声もあったが、最近、同選手は広角打法でホームランを量産するようになり、「カークラッシャー・返し」を完成させた。ちなみに三塁側には選手専用駐車場があり、大ファールを打つと両軍ベンチから激しいブーイングを浴びることとなる。

●MSL神社

球場右翼スタンド奥にある小さな神社のこと。MSLの守護神「バッターマン」が祭られている。先代の守護神「DAIMAJIN」は05シーズンで引退したため、二代目となる。

 ●魔球

  インディアンス・サバシア投手の「スコーピオン」、メッツ・ケンポ投手の「アレツ!」をはじめ各投手が持っているウイニングショットのこと。

 バッターボックスで体験した選手は「オラァ〜確かに見ただよ!西の空から光る物体がゆっくりと降りてきて…」と興奮して話すが、ベンチにいる選手には今イチ伝わらず、魔球の詳細は不明である。

 

 

 

 

 

 

 

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